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水辺の約束、ゴミ持ちカエル。

 

日本釣振興会は平成8年度から3年間にわたり日本財団からの支援を受け「水辺感謝の日」全国一斉・釣り場清掃デー(毎年10月第3日曜日)と名づけ、釣り場の一斉清掃活動を実施してきました。その成果は年々壮大なものとなり昨年度は全国153ヶ所、2万5千人以上の釣りを愛し自然を守ろうとする人たちの協力を得ることができました。

「水辺感謝の日」の活動を続け充実させていくうちに、自然とこうした活動を年間を通じて行いたい、という気運が盛り上がってきました。また、いくらゴミを拾っても、ゴミが無くなる事はないという悲しむべき現状から、ゴミを無くすための根本原因であるゴミを捨てない啓蒙活動に励むべきであるという声が各地からあがってきました。

そこで、本年度からは「水辺感謝の日」を自主継続事業とし、更に年間を通じ清掃活動に励みたいという会員にゴミ袋を配布することでバックアップしていこうと「水辺の約束、ゴミ持ちカエル」運動を開始することになりました。この運動はただ捨ててあるゴミを拾うだけではなく、「ゴミを捨てないように」釣り人や水辺で遊ぶ人達に呼びかける啓蒙活動でもあります。可燃ゴミ袋と不燃ゴミ袋をセットにし、「持ち帰り」専用のゴミ袋を用意することで、これまでは呼びかけられなかったイベントや水辺・釣り場以外でも「ゴミを持ち帰りましょう」と訴えることが容易にできるようになりました。

この報告書をお読み頂ければ、従来どおり多くの人が清掃し、ゴミを拾い、回収してくれたことは勿論、「水辺の約束、ゴミ持ちカエル」運動に関心を高く持ち、持ち帰り専用ゴミ袋を全国各地で声をあげて配布し、啓蒙活動に努めてくれた事がわかっていただけるはずです。

この活動に加わってくれた、18万人以上の方々総てがゴミを捨てず、更に落ちているゴミを拾い持ち帰ってくれる事を確信しております。

 

平成12年3月

財団法人 日本釣振興会

会 長 鈴木健兒

 

 

 

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