家族と若者 日本の若者は、親を養う気持ちが希薄、独身志向が高まる。家庭重視の父親を理想とするようになってきたが、父親による家庭教育は不充分。
家族と若者
日本の若者は、親を養う気持ちが希薄、独身志向が高まる。家庭重視の父親を理想とするようになってきたが、父親による家庭教育は不充分。
図1 老親を扶養する意識は薄い
「どんなことをしても親を養う」と思っている若者が、日本ではタイ、アメリカ等に比べ著しく低い。韓国は低下。
資料:総務庁青少年対策本部「世界青年意識調査」1998(第6回)、1988(第4回)
図2 必要な家族介護
加齢とともに介護を必要とする人が増え、家族の絆は大切。
介護が必要となる確率と介護される場所
資料:経済企画庁「国民生活白書」(平成11年度)
図3 高まる独身志向
「結婚しなくてもよい、結婚しない方がよい」と思っている若者は、日本ではまだ低いが急増。欧米は以前から高水準。
資料:図1に同じ
図4 理想の父親像
「仕事より家庭を重視する父親」を理想と考える若者が、日本では増えつつあるが、国際水準より低い。
図5 父親による家庭教育は不十分
「父親から生き方、行動の仕方、道徳などの社会生活についての指導を受けたことがある」若者の割合が、日本では低い。
資料:総務庁青少年対策本部「世界青年意識調査」1998(第6回)
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