消費者物価
東京と欧米主要都市との価格差は縮小しつつある。
日本の物価上昇率は極めて低く、落ち着いた動きとなっている。
図1 日本の生計費は本当に高いのか
(小売価格の各都市に対する東京の内外価格差)
(注) 1.0未満は東京の方が安く、1.0超は東京の方が高い。
資料:経済企画庁「物価レポート'99」
図2 円安の影響が大きい内外価格差の改善
(東京とニューヨークの比較)
資料:経済企画庁「物価レポート'99」
図3 日本の円の実力は
為替レートと購買力平価による1人当たり実質GDPを比較すると、日本は、為替レート換算の額が特に大きく、円は実力(購買力)以上の為替レートとなっている。ただし近年両者間の格差は縮小する傾向にある。
1人当たり実質GDP
資料:OECD “National Accounts, Main Aggregates, 1999-1997”,1998
OECD “Main Economic Indicators,May,1999”
図4 日本の物価上昇は小幅
消費者物価上昇率の各国比較をみると、日本の物価上昇率はもっとも低い落ち着いた動きとなっている。
資料:日本銀行「国際比較統計」
前ページ 目次へ 次ページ
|
|