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平成11年12月6日

建設局公園建設課

河内温泉中核温泉施設の概要について

 

『河内温泉・水と緑の里整備事業』では、温泉と豊かな自然環境を活用し、多世代が楽しく憩える余暇・レクリエーション拠点として整備を行い、市民の健康づくりにつなげることとしている。

本事業の中核施設である温泉施設については、民間企業の運営ノウハウ、サービスを生かすため、市が施設を建設し、民間企業が責任を持って運営に当たる全国的にも珍しい公設民営方式を採用した。

平成9年、施設の運営者を決定するために、運営企画提案競技を行い、基本的な運営方針が明確であり、地元との連携策や地域振興策が積極的かつ具体的に提案されていた(株)芳賀案を最優秀提案に選んだ。

施設設計に当たっては、(株)芳賀の意向の内、市が策定した全体基本計画の趣旨に沿う項目については設計内容に取り入れ、このたび、建設工事の着工を迎えることとなったものである。

 

■ 中核温泉施設の概要

1 基本的な考え方

・河内貯水池周辺での余暇・レクリエーション拠点の中核施設。

・自然環境に配慮することを基本と考え、自然を感じる素朴な温泉施設をイメージし、山里に調和するデザインを採用。エネルギー源についても自然環境への負荷を最低限に押さえる手法を導入する。

・利用者が多世代にわたることを想定し、特に高齢者、身障者の利用に配慮した設計に心がける。

 

2 主な施設用途 日帰り利用の温泉施設

・施設規模

地上2階、地下1階建て、延床面積約3,000m2

(施設規模は九州圏内の日帰り公共温泉施設としては最大級)

・所要室

露天風呂(岩風呂、打たせ湯、洞窟風呂)

内風呂(ジャグジー、サウナ)、家族風呂(2室)、休憩室(大小、女性専用)、レストラン、売店、地域紹介ギャラリー、広場など

・駐車場

普通車240台、バス4台

 

 

 

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