(参考資料)
東京都水道局金町浄水場常用発電PFIモデル事業事業者公開募集要項(抜粋)
平成11年1月 東京都水道局
1 募集の趣旨
東京都水道局は、より災害に強い水道の構築を目指す施策及び地球環境にやさしい循環型都市づくりへの取組の一環として、金町浄水場に常用発電設備を設置し、コージェネレーションシステムを導入することとしました。そして、その設置・運営に当たってPFIを導入することとし、事業者を募集します。
金町浄水場常用発電設備の整備及び管理に当たり、多様な経営手法の「選択」の一環としてPFIを導入していくことは、水道事業経営の効率化を図り、水道財政の安定化に資するものと期待できます。
2 事業の内容
(1) 件名
東京都水道局金町浄水場常用発電PFIモデル事業
(2) 概要
この事業は、民間事業者がコージェネレーションシステムを設置、所有及び運営して、東京都水道局に電力及び蒸気を供給し、東京都が当該電力及び蒸気を購入するものです。電力については、平常時のほか、震災時等に東京電力株式会社からの電力供給が停止した場合においても供給するものとします。蒸気については、排水処理施設のスラッジの加温及び発生土の乾燥用熱源として使用します。
なお、本事業のために設置した設備は、民間事業者が事業期間終了後に撤去し、事業場所を設置前の状況に復帰することとします。
(3) 事業場所(省略)
(4) 発電設備の能力(省略)
(5) 事業期間
ア 建設期間 契約締結の日の翌日から供給開始の日の前日まで
イ 運営期間 供給開始の日から20年を経過する日まで
(6) 供給開始時期
平成12年10月1日(日)(予定)
東京都水道局で整備予定の排水処理施設の更新時期と整合を図る必要があります。
