第1章 事業規模の想定
1 新たな広域的役割に対応した呉港の港湾施設の規模の想定
(1) 港湾貨物の将来取扱量の見通し
ア 呉港で想定される将来取扱量
次期呉港港湾計画策定調査において、呉港における平成22年の港湾貨物取扱量の見通し(未確定値)を図表1-1に示す手順で検討し、将来の港湾取扱貨物量は26,002千トン/年と推計している。そして、このうち、図表1-2に示すようにフェリーを除く外貿・内貿総貨物の公共ふ頭取扱量は、平成9年の実績値約1,474千トン/年(*)に対して、平成22年の推計値はコンテナ貨物が大幅に伸びることによって約2,623千トン/年(*)と推計している。
(*)約1,474千トンは、現況(平成9年)の公共計の4,729千トンから公共埠頭(フェリー)小計3,255千トンを除いたもの。また、約2,623千トンは、同様に将来貨物量(平成22年)の8,306千トンから5,683千トンを除いたものである。