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2 観光資源の特徴

本町の観光資源の特徴は次のようにまとめられる。

 

○ 本町の観光資源は、海、山、川などの自然環境と温泉資源に代表される。

○ 自然系資源は、温暖な気候とともに、「白良浜」「円月島」「三段壁」「千畳敷」といった海浜や海岸景観、海浜リゾート型の「白浜温泉」と湯治場の雰囲気が残る「椿温泉」の2つの温泉に代表される。

○ 人文系資源は、社寺・仏閣、文人墨客の史跡などが多数あり、また、農業を活かした朝市・夕市も軌道に乗りつつあるが、自然系資源に比べて知名度、誘致力は低い。

○ 施設系資源も含んだ観光資源の誘致力評価では、図表3-4のものが高い評価を得ている。

 

図表3-4 白浜町の主な観光資源の誘致力評価

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資料:JTB調査による

 

○ ちなみに近畿7件の観光資源数をみると、A級資源108件、B級資源353件あり、和歌山県ではA級資源10件、B級資源50件となっている。(図表3-5参照)

○ 和歌山県ではB級以上の資源が60件で、本町はその内5件あり、比率的には8%である。一方、入込客数の比較をすると和歌山県約3,000万人のうち、12%程度を本町が占めていることになり、県内の他市町村に比べ、本町の資源の誘致力は高いと評価される。

 

 

 

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