〔その他〕
1. 進学についてはポリテクノカレッジ沖縄(沖縄県職業能力開発短期大学校)、沖縄国際大学に人気がある。沖国大に優遇はされている。
2. 進学は文系が多い(情報系も一部文系と分類しているが)。生徒の志向がやや文系寄りである。1,500名いる生徒のうち理系希望者は1/3。2学年で、12クラス中、5クラス理系であったのが、3学年で3クラスに減る。情報系(電子・情報・機械工学)は40名ほど。全体の1/3を理系希望者として、更にその1/3というところか。しかし大学に進学する生徒は、理系クラスの子が多い(しかし入学するのは、文系の学校)。この傾向に変化はない。地理的条件も関係しているのかもしれない。
3. 指定校大学が27大学あるが、工業系は少なく5校である。短大はほぼ文系である(2校理系?)。
4. 専門学校も文系が多いが、主にデザイン、設計、情報、ファッション、芸術系である。専門学校は出口(就職)の面での実績がある。学生は将来の職業意識を持って学校を選んでいる。最初に大学ありきではないとの指導もしている。
5. 進学率は伸びている。県平均が28%のところ、本校は35%。164名が進学した。就職希望者は13名で1クラスに満たない。生徒の本音からすると大学へ行きたい希望はあるが、学力・経済面・部活動などの理由から断念している。
6. 希望者には部活の朝練をはずして進学補習を行っている。1年2クラス92名が受けている。父兄からは特別学級をつくれとの声もある。
7. 本校生の大学入学は現役が少ない。1〜2浪する生徒が多い。もともと文武両道の校風があり、高校3年間は部活を頑張り、受験勉強は高校4年から、というようなことを言っている。部活者は全体の5割強。活気がある。
8. 浪人生は力がある。浪人すると、県外の国公立に進学する子が多い。しかし最近は、プライバシーの問題で合格者の公表をしなくなり、卒業生に進路のアンケートを送ってもあまり返ってこないので、浪人後の進路は数がつかめなくなった。