資料：「学校基本調査報告書(各年)」(高等教育機関)文部省
注) 県内大手進学塾出身者の動向をカウントしたものである。
2 既存大学の現状
(1) 県内大学、職業訓練機関等の概況
沖縄には、4年制大学が6校、短大が2校あり、年間の定員は約3,800人である。琉球大学、沖縄国際大学、沖縄キリスト教短期大学が中部圏に立地し、沖縄県立芸術大学、沖縄県立看護大学、沖縄大学、沖縄キリスト教短期大学が那覇市に立地している。また、北部圏には、名桜大学が立地している。
学科別内訳は、人文・社会科学系が2,530人、理工・農学系が515人、保健医療系が245人、芸術系が105人となっている。また、職業能力開発機関としては、沖縄職業能力短期大学校が沖縄市に立地しており、定員は120人である。
県の戦略産業にも位置づけられている情報系、観光系学科及び人材ニーズが高まっている医療福祉系をみると、情報系では、琉球大学、職業能力短期大学校、にそれぞれ学科があり、また、経営情報部門の専門学科として名桜大学の経営情報科があり、定員は170人程度である。観光関係では名桜大学に国内でも数少ない観光産業学科があり、また、沖縄職業能力短期大学校においては1999年4月より、ホテルビジネス科が開校した。医療福祉系では、琉球大学の医学部及び県立看護大学に医学科、保健学科、看護学科があるが、福祉の専門学科は未設置である。
