○若者の居住促進について
・新婚家賃補助など若い人を呼び寄せる施策、若い人を住まわせる施策が必要と思う。
○その他
・阪急宝塚線のスピードを早くして住宅地の条件を良くする。
(3) まちづくりへの取組みに対する意見
今後のまちづくりを進めていくにあたり、住民参加のまちづくり、学生や市民を巻き込んだまちづくりを行い、意識醸成のために子どもに対する地域環境教育を行うべきとの意見がかなりあった。このような示唆に富む意見は、ほとんどが若者から出されたものであり、あきらめムードの払拭につながるものと期待できる。
<具体意見>
・子ども達に対しては、小中学校での地域社会の歴史・文化・環境に関する学習を行い、一般市民に対しては、市民活動や地域活動への参加を促し、まちづくりや地域コミュニティに対する意識醸成を図る。
・京都でやっているような、商店街に学生が入って活動する、芸術家に家を貸すなどの事例が参考になると思う。
・歴史・文化は一度壊れると取り返しがつかない。学校の授業ではまちを探検する(まちのよいところや歴史・文化に触れる)機会はないので、子どもや学生を対象にタウンウォッチングをしてはどうかと思う。
・古い建物の保存か否かもふくめて、このような場(懇談会)を広げて考えていくべきである。子どもの頃から住んでいる人は思い入れも深いはずであり、懇談会のようなネットワークを子どもにも広げていくべきである。まちづくりは時間のかかるものであり、少しずつ時間をかけて進めることが重要である。
・市民がまず池田を知ることが重要である。
・まちの人がみんなで考え、参加できるまちづくりをしていかないといけない。
・多くの人に集まりに参加してもらい、意見を交わし、行政もそこから意見を拾い上げていく必要がある。地元にも、行政にも一生かけてでもやろうというくらいの人が必要である。
・行政のまちづくりへの取組み姿勢としては、リスクを負って、徹底的に行うことである。