日本財団 図書館


(4) 「緑と歴史の回廊」整備構想(平成4年、平成6年)

緑と歴史の回廊づくりは、激化する都市間競合のなかで、歴史的な資質を活かした文化散策都心「池田」としての独自性の発揮をめざしたものであり、平成元年策定の池田市新総合計画にその推進に向けた施策が示されている。これに基づき平成4年と平成6年に回廊となる道路の選定や整備の方向が検討された。

 

図表1-14 平成4年の基本構想図

030-1.gif

資料:池田市「『緑と歴史の回廊』整備構想」(平成6年3月)

 

平成6年策定の構想では、本市の旧市街地とその周辺を、A:五月山のゾーン、B:旧市街地のゾーン、C:大阪教育大学跡をはじめとした文化学術のゾーンという三つのエリアに区分し、今後、各「みち」、「通り」の整備を推進するための基本方針の策定にあたっては、Bエリアの特徴と方向付けが大きな役割を果たすものと思われるとしている。整備の基本方針は次ページの図表1-15のとおりである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION