日本財団 図書館


(4) まちづくりへの取組み状況

ア 既往調査にみるまちづくりニーズ

これまでに行われた諸々の意識調査をもとに、市民や池田を訪れた人々のまちづくりに関する意向を整理する。

 

(ア) 市民意識調査

 

021-1.gif

 

○池田市の特徴(誇り)について

自然、交通の利便性、良好な住宅地が評価されており、特に五月山をはじめ公園などがあり、自然が豊かであることについては75%もの人が誇りを持っている。

 

○池田市のイメージ

「安心してくらせる」、「自然・緑を大切にしている」、「親しみやすい」といったイメージが強い。「美しさ」や「ファッショナブル」というイメージは弱いが、総合的には「好き」と感じている市民が大多数を占めている。

 

○地域環境の評価

緑の多さ、買い物や交通の便利さ、下水道整備状況、治安風紀の良さ、などが評価されているが、福祉施設や安全な遊び場などに対する評価は低い。

 

○今後のまちづくりニーズ−豊かで住みよいまちとは−

交通利便性が62.9%と最も多く、次いで、福祉環境、防災、生涯学習など、社会的に大きな課題が重要視されている。買い物の利便性は若干重視されているが、観光やスポーツ・レクリエーションは少ない。

 

○活性化重要項目

生涯学習や教育に対する期待が多いが、第3位に行楽地としての五月山の整備(34.9%)、第4位に文化財や史跡が守られ公開されること(29.9%)が挙がっている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION