(2) 人口動向と通勤流動
ア 人口動向
図表1-2をみると、本市の人口は、昭和35年以降から増加しており、特に昭和40年代から50年代前半にかけて著しい増加率を示している(昭和50〜55年増加率は58.4%である)。昭和55年以降、急激な人口増加は沈静化したものの、その後も着実に増加は続き、平成7年の本市の人口は約8万人に達している。
人口増加が始まる昭和35年から平成7年にかけての人口構造の変化をみると、生産年齢人口(15から64歳)が63.1%から75.4%、老年人口(65歳以上)が5.5%から9.6%とそれぞれ割合が増加している。
両時点について全国平均と比較したものが図表1-3であるが、これによると、生産年齢人口が全国平均で5.3%増加しているのに対して、本市では12.3%となっており、生産人口増加が本市の増加に大きく影響していることがわかる。