(4) 在宅福祉サービスの実施状況
ア 行政サービスの実施状況
東松山市が行政サービスとして実施している在宅福祉サービス・メニュー(図表2-34、その他の回答は除く調査対象18項目)は、介護保険適用となる短期入所、通所介護、痴呆性老人グループホーム、訪問介護、訪問入浴介護、訪問リハビリテーション、福祉用具貸与(一部)の7項目のほか、通所系施設サービスではナイトケアが、在宅サービスでは配食,見守り・安否確認領域では緊急通報と福祉電話の合計11項目が確認された(調査対象サービスの実施率61.1%)。
行政サービスとして確認された11項目の形態をみると、通所系サービスの4項目すべてと、在宅サービスの5項目のうち4項目が委託事業である(同委託率72.7%)。直営事業は見守り・安否確認の2項目と訪問リハビリテーション、訪問介護の合計4項目である。ただし、訪問介護は直営と委託の併用である。
委託先をみると、通所系サービスの全てと訪問介護は社会福祉法人、配食は社会福祉協議会、訪問入浴と福祉用具貸与は民間企業となっており、大宮市同様に、サービス領域に応じて委託先の使い分けが行われている。