(4) 子育ての意義や喜びを学習できる環境の整備
1] 中学校、高等学校の全ての生徒が家庭科等において子どもの発達や家庭等に関する内容を学習するよう改訂した学習指導要領を平成14年度から中学校、平成15年度から高等学校で実施
2] 高校生が幼稚園等で幼児とふれあう体験学習の機会の充実
高校生保育・介護体験総合推進事業を教育委員会に研究委託し、その成果を普及することにより、全ての高等学校において保育・介護体験を推進
(5) 問題行動へ適切に対応するための対策の推進
1] 「心の教室」カウンセリング・ルームを平成12年度までに、5,234校(全国の公立小中学校の半数)を目途に整備
2] スクールカウンセラー及び「心の教室相談員」を可能な限り多<の学校に配置
7 教育に伴う経済的負担の軽減
(1) 育英奨学事業の拡充
学生が自立し安心して学べるようにするため、希望する学生が奨学金の貸与を受けられるよう事業を充実
(2) 幼稚園就園奨励事業等の充実
1] 第1子に比べて第2子、第3子について保護者負担を軽減
2] 満3歳児について希望者が入園できるよう条件整備を推進
8 住まいづくりやまちづくりによる子育ての支援
(1) ゆとりある住生活の実現
1] 広くて良質な住宅の整備により、1人当たり床面積を欧州並みの水準に引き上げるとともに、居住環境を抜本的に改善
2] 特定優良賃貸住宅制度の活用や公団賃貸住宅の供給により、良質なファミリー向け賃貸住宅の供給を促進