(2) 日本の見なしシェアの将来シナリオ
将来の海外における日本製舶用機器の見なしシェアは一定とし、過去3年間の平均値をそのまま採用した。即ち、輸出予測では、日本の舶用製品の競争力上昇、ないしは低下を見込んでおらず、競争力一定とのシナリオに立脚している。
(3) 舶用機器輸出予測
以上の結果、舶用機器の輸出は表のように展望される。
世界的な外航船建造の一巡により、舶用機器輸出は一時的にいくらかの落ち込みを見せるものの、その後は海外の新造船建造シェアの上昇により輸出は緩やかに増加するものと予測される。