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2. 舶用機器の輸出入動向

 

次に、舶用機器の輸出入の動向について見ることとする。輸出入実績は、運輸省「舶用工業製品の輸出入状況」によっているが、同データは、1]単位が金額ベースとなっている。2]製品区分が生産データに比べ粗くなっている、といった理由により本調査の製品定義に一致しない品目が生じている。これらの品目については、次表に示す方法により、輸出入数量を算出した。

その結果、算出される各舶用機器の輸出比率(=輸出/生産)、輸入比率(=輸入/内需。但し、ここでいう内需の定義は、内需=生産−輸出+輸入とし、在庫等は考慮しない「みなし内需」を指す。)は表のとおりである。

さらに、仕向け地別輸出推移は後掲図のとおりである。

 

表:輸出入数量の推計方法

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注:表に掲載していない製品については輸出入データの定義が生産データと一致している。

 

 

 

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