(1)地上評価装置
地上評価装置で入手した周辺航空機の位置情報を、トラフィック情報として容易に機上評価装置へ送信する(図2.2-16)。また、あらかじめ用意しているシナリオに基づいて、擬似的な航空機の位置情報を発生・表示させ、その情報をもとにトラフィック情報を生成して機上評価装置に送信することも可能である。
(2)機上評価装置
他機の位置(緯度、経度)、高度情報が含まれるトラフィック情報メッセージを地上評価装置から受信し、受信時刻とともに機上評価装置内に保存する。また入手したトラフィック情報メッセージに対して適当なデータ処理を行い、データ表示部のGPSマップディスプレイ上に重畳表示する(図2.2-17)。また自機との位置関係に応じて音声による警報を発する。