2.1.2 地上評価装置
地上評価装置は、汎用のパソコンをベースとし、一般的なユーザインタフェース機器であるディスプレイ、キーボード、マウス、警報アラーム用のスピーカ、大容量記憶装置であるHDD、CD-ROM、これらに加え空地データリンク通信用の通信I/Fボード、LAN接続のためのLANI/Fボードにより構成される。
地上評価装置はNTTの3.4kHz帯専用回線でJDLCに接続され、NTTのパケット通信網(DDX-P)を介し、任意のRGSを経由して航空機当てにデータを送信できる。またLANで接続された擬似MICOS1端末とファイルを共有することで航空機に提供するための気象情報データ(サンプルデータ)を入手することが可能である。図2.1-2に地上評価装置の機器構成を示す。