4.4 TDMA制御部
4.4.1 概 要
TDMA制御部は、モード3の送受信アクセスタイミングに必要なTDMAタイミングの制御を行うとともに、通信制御部からのデータ入出力と音声処理部部からの音声データ入出力インタフェース機能を有する。
また、TDMAタイミング制御は、各種システム構成に従ったフォーマットに対応しなければならない。
4.4.2 仕様概要
(1) 通信制御部からのシステム構成の対応
標準レンジ: 4V、3V1D、2V2D、3T
(2) TDMAタイミング制御
機上局: 変復調部から入力された同期タイミングより生成
地上局: GPSなどのUTC時刻タイミングにより生成
(3) 音声処理部インタフェース
システム構成4V対応の場合を考慮し、最大4台の音声処理部に対応
(4) データ入出力インタフェース
通信制御部からのデータ入出力(M、V/D(データ)バースト)
変復調部からのデータ入出力(M、V/D(データ、音声)バースト)
(5) ゴレイ符号化と復号
(6) リードソロモン符号化と復号
(7) モード3メッセージフォーマット化
UWの付加
スクランブルおよびデ・スクランブル処理