資料No.4
圧力容器用鋼板(抜粋)
Steel Plates for Pressure Vessels for Intermediate Temperature Service
1. 適用範囲 この規格は、圧力容器及び高圧設備など(高温及び低温で使用するものを除く。)に用いる溶接性のよい熱間圧延鋼板(以下、鋼板という。)について規定する。
2. 種類及び記号 鋼板の種類は、6種類とし、その記号は、表1-1又は表1-2による。
備考 1. 必要に応じて、表2-2以外の合金元素を添加することができる。
2. 焼入焼戻しを行わないSPV450及びSPV490の鋼板の場合、添加合金元素及び炭素当量については、受渡当事者間の協定による。
4. 炭素当量又は溶接割れ感受性組成
4.1 SPV450及びSPV490の炭素当量又は溶接割れ感受性組成SPV450及びSPV490の炭素当量又は溶接割れ感受性組成は、次による。
なお、炭素当量の適用は焼入焼戻しの鋼材とする。
(1) 炭素当量は、表3-1又は表3-2による。炭素当量の計算は、9.1の溶鋼分析値を用い、次式による。