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比較の結果、現状ではどのソフトにおいてもANSER-SPCを利用したバンキング機能自体に差はないものの、他の会計ソフトとの連携、全銀TCP/IP手順への対応などの付加機能により、1万円弱〜5万円程度と、価格差が生じている。

5万円近い導入コストは、フラミンゴ会員にとって負担が大きいと考えられるが、フラミンゴにおける決済システムでは、企業内会計ソフトとの連携や、全銀TCP/IP手順への対応は不要であるため、ANSER-SPCを利用したバンキング機能だけを有するソフトの導入で十分であり、この場合の導入コストは1万円以内となる。

また、将来性について他社と差別化を図った機能拡張予定について積極的な回答を提示したのは、(株)テクニカルソフトの「バンキングマム」である。その将来性とは、e請求書とバンキングとの決済連動を実現するためのXMLへの機能拡張予定であるため、「バンキングマム」のXML対応する新バージョンをモデルに、フラミンゴの決済システム構築について検討するものとする。

【バンキングの設計方針】

・既存のバンキングソフトを採用

・将来拡張性がある(XML対応)している(株)テクニカルソフトの「バンキングマム」の採用を想定したシステム検討

 

 

 

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