2.6 観測システムの開発・改良
観測中の電源電圧降下、海水流量の変動に対応するため、電源モニター装置及び、海水流量調整器を設置し、必要な改良を行った。安全対策の強化のための各装置及び、観測システムの一括監視のため、観測システム監視装置としてパソコンを導入し、二酸化炭素測定装置及び、水温塩分測定装置の両データを集約できるようにした。観測システムの開発・改良に伴う設置状況を次に示す。
2.6.1 電源モニター
観測システムに供給されている電源の電圧値をモニターする装置を二酸化炭素測定装置の中に取付けた(図2.6.1-1)。電圧値は二酸化炭素測定装置のモニター画面上に表示及び、保存するとともに、アナログ記録計のチャートに記録される(図2.6.1-2)。