4.3.3 大型ディーゼル貨物車
大型ディーゼル貨物車の結果について図4.17に示す。10秒以上のアイドリングストップ(平均38.6秒/回)を行うことにより、排出ガスおよび燃費は平均車速が約27km/hの一部を除いて改善されている。これは、4.2.3で得られた、39秒以上のアイドリングストップで全成分効果有り、の結果とほぼ一致している。また、平均車速が高くなるに従い、改善率(または悪化率)は低くなっているが、これは走行中の排出ガス量や燃料量の占める割合が増加すること、およびエンジン停止時間が少なくなることによる。