日本財団 図書館


●参加者からの感想

 

○車椅子にのって、自分で実際操作してみたが、自分の思う方向に行けなかった。講師の方々を見ていて簡単に動かしているように見えたけど、腕力などすごい使うんだなと思いました。

○目が見えない、音が聞こえないというだけでも大変恐いと思いました。

大きな仙台駅でさえ、不安をすごく感じました。

○ガイドヘルパーをやっているのですが、高齢者体験はまったく始めてで、歩いたりするのがこんなにも辛いものなんだなあとビックリしました。いい体験をさせて頂きました。今後に役立てられたらと思っております。

○今までは姑に対し、白分が「お世話してあげている」という気持ちだったが、今日の体験をいかして相手の気持ちを分かりながら、お世話してあげたいと思いました。

 

●参加者からの質問

 

Q. 実際、視覚障害者を街で見かけたら、どのように声をかけてあげたらいいの?

 

A. 普通に白杖を持って歩いている人には特別声をかけなくてもいいと思うけど、立ち止まって困っているように見える人がいたら「どちらにいかれますか」とやさしく声をかけてほしいと思います。

 

Q. マニュアルのようなものがあれば、上手にサポートできるのではないの?

 

A. 障害者は状態が人それぞれ違うので、マニュアルで一律に対応することは問題であるが、マニュアルを基礎にし、各障害者のしてほしいことをよく聞いて対応すると良いでしょう。簡単なマニュアルは社協などにありますが、視覚障害者について言えば、宮城県仙台市の視覚福祉協会に、「視覚障害者のサポートのてびき」というものがあるので、是非、参考にしてほしいと思います。

 

 

 

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