h. 地下鉄(レッドライン・オレンジライン)
・デュポンサークル駅は、歩道から地下深くのコンコースまで、楕円形のチューブを一気に下る長大なエスカレーターでアクセスする。
一方、エレベーターはこの入口から少し離れた所に地上とコンコースを結ぶものがあるが、下のコンコースレベルでは、長いトンネル(通路)を通ってアクセスする。視線が届かないために、監視ビデオが設置されている。
・券売機は駅間の値段が表示されておらず、別の案内図によるため、わかりにくく、はじめは戸惑った。
・改札は車いすで通れる幅の広い自動改札がある。改札内コンコースからはホームヘのエレベーター、エスカレーター、階段の3点がセットされ、広いホームと共に使い易い。但し、構内、ホーム共に薄暗く、案内標示が見にくい。また薄暗いために、晴眼者にとっても駅全体の様子をつかみにくい。
・車両入口も段差がなく、アクセシブルでありバギーを持った家族も多い。
・車両内にマーク表示はないが、ドア近くにはね上げシートと車いすの車輪固定金具が装置されている。又、通路には林のようにつかまり棒があり、つかまり易いがラッシュ時には、かえって邪魔になりそうである。天井からの吊革がなく、高い位置の横棒では、高齢者や車いす使用者は使えないからである。