糸田町立宮床児童館
〒822-1307 福岡県田川郡糸田町3780-1 TEL.0947-26-3388
設置主体:糸田町
運営主体:社会福祉法人 糸田町社会福祉協議会
人口:11,065人
設立年月日:昭和53年7月1日
職員数:2名
開館時間:午前10時00分
閉館時間:午後5時00分(11/1〜2月末)
午後6時00分(3/1〜10/31)
休館日:第1第3日曜日及びその翌日を除く月曜日、国民の祝日の翌日、糸田町祇園祭に係る土、日曜日、盆(8月13日から15日)及び年末年始(12月29日から翌年1月3日)
地域環境:地勢は、二つの川が町を貫いて北流し、町域を三分している。その東部に位置し、町の施設や住宅地に隣接している。
ボランティアコーディネーターの育成事業
ふれあい・リサイクル
活動の概要
活動内容を2つ決め、自分たちができることから始めた。
一つ目は、物が豊富ですぐにすてる時代であり、物を粗末にする人が増えてきている。そこで、今関心が持たれている環境問題について「身近なことから始めよう」をテーマにし、身の回りでまだ使えるものを探し、牛乳パックからはがきをつくるリサイクル運動に挑戦した。
二つ目は、核家族化が進み、老人とのふれあい、親とのふれあいが減ってきているので、「ふれあい」をテーマにしめなわ作りをし、老人宅等に配布した。
伝統工芸にふれ、親子でコミュニケーションをとることを目的とするため、小・中学生のボランティアグループの親も一緒に参加した。
二つの活動により、子どもたちが遊びを通し、地域の人と交流し社会体験を積むことが出来た。
活動の成果
今回の事業で「ボランティアなんて自分たちにはとてもできない」という考えを私たちにも、微力ながらボランティア活動に参加できるという考えにかえることができた。子どもたちにも、みんなの役に立つことができるという、自信をもたせることができ、次のボランティア活動を子どもたちで計画している。
しめなわ作りでは、親子とのふれあいができ「もう少し子どもとの時間をつくろう」という親の意見もあり、現代社会のマイナス面も考えさせられた。今回は簡単なしめかざりでしたが、次は糸田町の祇園祭に使うわらじ作りに挑戦し、町の行事に参加する。その取得した技術を子から孫へと伝えていきたい。
今後の課題
今回の育成事業をもとにこれからを担う子どもたちが、「自分たちもボランティアに参加できる」と意識改革をし、身近なところから徐々に地域・町と活動の場を広げていくことを望む。