日本財団 図書館


富山市立中央児童館

 

〒930-0085 富山県富山市丸の内1-4-50  TEL/FAX.076-442-6577

 

設置主体:富山市

運営主体:社会福祉法人 富山市社会福祉事業団

人口:320,000人

設立年月日:平成5年4月1日

職員数:8名

開館時間:午前9時30分

閉館時間:午後6時00分

休館日:月曜、祝日

地域環境:平成8年4日から「中核市」となり、意欲が満ちあふれています。特に児童健全育成都市宣言を行い、子どもたちの未来をひらく活動への意気込みもみられます。市街地には中央児童館を中心に地域児童館が5館あり、一体的に運営を行っています。

 

ボランティアコーディネーターの育成事業

 

ボランティア、私たちにも できそうだ

 

活動の概要

1 活動の位置づけ

ボランティアという単語も、抵抗なくすんなりときいたりはなしたりできるようになったこのごろです。

年間をとおしていろいろな人に当館の活動を支援して頂いています。しかし、どちらかといえば特定の行事などに限られがちで日常的に定着しているとは思えなくて、まだ受け入れる側もボランティアとして参加する側も、もっと気軽に動けるように努力しなくてはならない。

当館では、特に大学生の積極的なボランティア活動の姿が見られるようになり、子どもたちも大学生もその表情の明るさやいきいきした姿に感動している。

今後は、高校生や一般の方への一層の支援を呼びかけボランティア活動の拡大に努めたい。

2 コーディネーターとしてのねらい

高校生グループや地域ボランティアサークルの皆さんに登録をしてもらい連続的に活動要請出来るようにしたい。また、ボランティアの受入れ、連携、情報収集を積極的に行い、地域の皆さんとの間隔を縮める努力をしていく。

親子サークル(2〜3歳の親子)活動での指導者として参加者の中からお母さん先生として1時間担当してもらっているがとてもよい雰囲気で盛り上がっているので今後も一層充実するよう啓蒙したい。

 

活動の成果

年に一度の6児童館合同でおこなう恒例の児童館祭りには、およそ500人の家族づれで賑わいます。

ボランティア精神という言葉をきいて久しいが、この児童館祭りにはおよそ30人のボランティアの皆さんが日曜日の早朝からテント張り、道具運びにはじまって全て終了後の片づけにいたるまで骨身を惜しまぬ協力を頂き、祭りも大盛況のうちに幕をとじます。また、煎茶・抹茶教室の子ども達が一年間の成果を味わってもらおうと地域の長寿会の方を招待して開く茶会は、うれしそうな長寿会員の微笑みと、「私たちにもできるんだ」という自信ありげな子ども達の笑顔から主催者もボランティアも満足そうで次へのはげみになるのです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION