又、子育て支援の一環として地域の母親に子育て情報を提供すると共に、育児相談や交流の場としての施設の位置づけも求められており、今年度地区の母子福祉推進委員の方々に保育ボランティアとして協力を得る事ができた成果を、育児相談や情報発信の場として広げていきたい。
ジュニアボランティア育成の自的で発足した、地名の王子台を文字って名付けた、『プリプリ6クラブ』は、館内に写真を添えたメンバー表を掲示し来館時にはネームプレートをつける等、施設をより身近に感じ又職員全員が親しみを持って受け入れたところ、"プリプリ"の愛称で親しんで来館するようになる。さらに、月一回発行する施設便りに活動紹介や名前が載る事が励みにもなっているようだ。
主な活動である『遊びの広場』では、"遊びのリーダー"を目指すが、まだ自分が遊びを楽しんで参加する程度で終わっており、自分達から発信したり、計画、実行するまでには、まだまだ時間がかかるとと思われる。今後は、土、日の来館で増えている中学生を、もっと気軽に利用でき、身近に親しんで施設を訪れる形を作っていく中で、地域の年齢枠を外したリーダーとして育っていってくれる事が理想だ。
今後の課題
(活動の振り返りと、今後の活動展望)
地域の身近な施設として、館の名称でもある『幼』から『老』まで数多くの方々が気軽に集い、自然な形での年齢枠を外した交流を持つことが理想と考えられる。
その為には、地域の代表者となる多くのボランティアの方々の力が必要となり、交流の中から生まれる情報や取り組みを、ねらいに応じた計画や活動につなげ、施設と共存しあう関係を目標としたい。
時代の流れに合わせた施設の多機能化を求められる中、ボランティアの受け入れやジュニアボランティア育成が重要視されると共に、私達受け入れる側の方向性を従来の取り組みから見直し、開かれた施設として勉強して行く必要性を感じる。