坂戸市立千代田児童センター
〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田4-12-17 TEL.0492-82-3099 FAX.0492-89-5318
設置主体:坂戸市
運営主体:坂戸市
人口:98,000人
設立年月日:昭和56年4月1日
職員数:5名(内、非常勤職員2名)
開館時間:午前9時00分
閉館時間:午後5時00分(留守家庭室児童クラブ5時30分まで)
休館日:日曜、祝日(子どもの日は除く)、年末年始
地域環境:坂戸市の中央に位置し、団地、住宅地、商業地域また市役所や小、中学校、公民館、公的機関にも隣接している児童館である。
ボランティアコーディネーターの育成事業
地域ボランティア講座
活動の概要
子どもたちの日々の生活を見ると、非常に多忙で遊ぶ時間や仲間、場所が少なくなっている。それに加え、子どもたちの関係をみても、決まった人との交流は出来るが縦の関係、斜めの関係が希薄で、いろいろな人との触れ合いや、交流が苦手な子どもたちが多い。一方、親たちも、日々の忙しさの中で「ゆとり」や「余裕」がなくなってきており、地域の中での関わりあいも希薄になってきている。それによって、子どもの方も「心の安らぎ」や「ほっとできる居場所」が少なくなってきている。以前は、家族や地域の中で人間関係や善悪の判断を学べ、社会性も身についたりしたが、今それを家庭のみに委ねるのは難しく、様々な人の協力が必要となってきている。そこで地域の方に幅広く児童センターを知ってもらい、各機関とのネットワークを作り、子どもたちを様々な視点から見つめ、支援できる態勢づくりができたらと考え、「地域ボランティア講座」を開催した。
活動の成果
今回の講座を通じ、主任児童委員、学校の相談員、子育てサークルの代表者、ボランティア連絡会の方、中学、高校、大学、専門学校生など、いろいろな人と知り合いになれた。
また「助けたり、助けられたり」の気持ちがあれば、ボランティアは誰にでも、どこででもできることを認識した。講座の最後に実施した「冬祭り」は、ヤングボランティア(中学、高校、大学、専門学校生)が中心となり「地域のみんなが集える冬祭り」を企画、運営したもので、『〜センターで食べて、あそんで、ふれあって〜』のテーマのもとに、手作りのカルタ・福笑い、コマ名人を招いてのコマ回しや、ジャンケン列車などの外あそび、更に餅つき体験と豚汁試食など、館をあげての賑やかで活気溢れた「冬祭り」となった。
なお、「冬祭り」の様子は埼玉新聞、読売新聞にも掲載された。
今後の課題
今回はボランティアのネットワーク作りの導人部で終わってしまった。今後は「助けたり、助けられたり」の交流を通して、ボランティアコーディネーターの育成を年間事業の中で企画していきたい。