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ただし、iモード端末はWebブラウザを搭載したパソコンと比べて、画面表示や文字入力などの操作方法には制約がある。そのため、iモード対応のグループウェアの多くは、記号を使って画面表示を簡素化したり、プルダウンメニューなどを利用して、できるだけ文字を入力しなくても済むようにするなど、工夫を凝らしている。

こういった理由から、グループウェア製品「ウェブハロー」を提供する日本インテグラート社では、「ユーザーの操作が簡単になるようにできるだけ機能を削り、容易に操作できるように」という考えのもとに、スケジュール管理、伝言、設備予約等の基本機能に絞って発売している。それに反して「iOffice2000」を提供するネオジャパン社では、こういった基本機能に加え、ワークフロー管理*3)やTo Doリスト*4)などの合計9つの機能を備えている。さらに、2000年2月に投入する新版では、プロジェクト管理や文書管理など、Webブラウザから利用できる機能のほとんどをiモード端末からでも利用できるようにしている。表5-6にiモード端末から利用できる中小規模な組織向けの利用を想定した主なグループウェア製品を示す。

 

表5-6 iモード端末から利用できる主なグループウェア製品(中小規模な組織向け)

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*A)iモード端末との連携ソフトが別売の製品については、その価格(平成12年1月現在)も含む。

 

iモード対応グループウェアは、大企業の部門や中小企業での利用を想定した製品が多く目立ち、これらはロータス社のグループウェア製品「ノーツ/ドミノ」のように大規模な利用環境を想定した既存のグループウェアと連携させる事はできないが、逆に既存のグループウェアの方でiモード端末と連携するためのオプションソフトを提供するなど、今後iモード端末が幅広く浸透する可能性は高いと考えられる。表5-7に大規模な利用環境を想定した主なiモード対応のグループウェアを示す。

 

 

 

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