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(2) モデムの選定・設定について

 

1]モデム選定条件(〜33,600bps〜V.34モデム)

 

・一般公衆回線(アナログ)に接続可能なアナログ非同期モデム(市販品)を使用

・通信プロトコルはMNP4、5、10、V.42、V.42bis準拠

 

2]モデム制御コマンド(ATコマンド)の設定条件

 

・キャリア待ち時間を50秒以上に設定可能であること(通常はS7レジスタで設定)

※衛星回線を使用する場合は、接続遅延があるため、モデムのキャリア待ち時間(モデムが発信、または応答してから接続するまでの時間)を最大(例えばATS7=50以上)に設定する。

・データ発信時に「トーン検出無し」の設定が可能であること(通常はXコマンドで設定)

※データ発信時に「NO DIALTONE」で発信不可となった場合、「トーン検出無し」の設定が必要(例 : ATX3)

・自動応答着信回数を1回に設定可能であること(通常はSOレジスタで設定)

※衛星回線を使用する場合、接続遅延があるため、自動着信回数は1回に設定する。(例 : ATSO=1)

→上記設定例コマンドはモデムメーカ、機種によって異なることがあるため、詳細は各モデムの取扱説明書で確認する必要がある。

 

3]パソコン-モデム間の通信速度の設定

 

データ通信における船舶電話の最大伝送速度は4,800bpsであるが、データ圧縮を考慮するとスループットが4,800bps以上になる場合もある。そのため、最大のデータ伝送効率を得るためにはパソコン-モデム間の設定(DTE速度)を4,800bps以上に設定することが望ましい。

通常19,200bps程度にパソコン-モデム間速度を設定しておけば、最大のデータ伝送効率を得ることが可能となる。その場合、パソコン-モデム間でハードウェアフロー制御(RS232CのRS/CS方式)を行う必要がある。

 

4]56,000bpsモデム(V.90、K56frex、×2規格)の選定

 

船舶電話の販売元であるNTTdocomoが動作確認済モデム(平成11年1月現在)として公表しているメーカ・機種をを表5-3に示す。

価格(定価 : 平成12年1月現在)については、機種によってばらつきがあるが、\15,000.-〜\38,000.-程度である。

 

 

 

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