2.2 技術的課題の整理
システムを構築するにあたって、作業船運行管理情報システムの基本設計内容、デモシステムの評価結果を踏まえ、システム構築に関する技術的課題を抽出し、その解決方法を策定した。本項ではその課題と対処方法等について示す。
2.2.1 課題の抽出
システム構築に関する技術的課題を以下のように抽出した。
1]開発環境
・デモシステムはMicrosoft社のAccess97で構築を行ったが、このシステムを稼働させるためには、パソコンにAccess97がインストールされている必要がある。WG等で「Access97を導入していないユーザが多いのでは」との意見が出されたこともあり、開発環境については再検討を行う必要がある。
2]ユーザインターフェース
システムの操作性を考慮し、下記の入力・表示方法が技術的に可能かどうかを検討する。
・配船計画・日報の就労情報等のバーチャートによる入力・表示
・カレンダーによる日付入力
・マウスを使用した数値入力(日付、日報における風速・視程・気圧等)
・実行予算・出来高集計結果のグラフ表示
3]ネットワーク
・データ通信方法
・データ送受信方法
・データ形式
4]セキュリティ
・セキュリティ対策
2.2.2 課題に関する調査
前節で抽出した課題のうち、開発ツールおよびセキュリティに関する調査を実施した。
(1) 開発環境
開発環境については、Microsoft社のVisual Basic、およびHTMLで構築したシステムについて、使用するデータベース、開発コスト、パフォーマンス、データ転送量、作業船運行管理システムへの適用性等の項目よる比較検討を表2-2-1のように実施した。