7. 林業
(1) 大島本島の林業
大島本島の森林は、総面積の84.7%(69,424ha)を占めており、その29.1%(20,754ha)は瀬戸内町が占めており、その林野率は瀬戸内町に隣接する宇検村、住用村と大和村で9割近くかそれ以上と非常に高くなっている。
主にイタジイを主体とする広葉樹が大半を占め、リュウキュウマツを除くスギ、ヒノキなどの針葉樹はきわめて少ない。
大島の郷土樹種であるリュウキュウマツの保護、森林病害虫駆除や大島紬の染料となるシャリンバイの造林、天然広葉樹林の林相改良等が推進されている。