3. 貨物輸送
港湾統計による貨物輸送の実績をみると、名瀬港における移出、移入貨物ともに平成4年から9年にかけては増加傾向にあり、特に移出、移入とも自動車航送の伸びが著しく増加しており、年平均6%を上回る伸びとなっている。
一方、古仁屋漁港の推移をみると、ほとんどがマイナスの伸びとなっており、特に移入の内貿で年平均△9%と著しく減少している。
なお、名瀬港における品目別移出、移入貨物(平成9年)をみると、移出、移入ともに自動車航送がもっとも多く、移出では80%以上を占め、移入についても40%以上を占めているが、その他に「砂利、砂、石材等」や「その他の食料工業品」なども多い。
仕向け、仕出し港は鹿児島港が約90%を占めている。