日本財団 図書館


2)現在の所要時間および将来の所要時間の変化について

宮崎県内および九州地域の主要都市から宮崎県の3港までの所要時間について、現在の交通環境下における場合と、21世紀初頭を想定年次とする整備計画、基本計画および予定路線段階にある高規格幹線道路の供用を想定した場合を検討したのが表2-2-5である。

これによると、まず宮崎県内の移動については、細島港、宮崎港は県内の主要3都市からの所要時間が概ね1時間30分以内となる。

県外の主要都市からの所要時間については、特に大分市から県内3港までの所要時間が大幅に短縮されるほか、熊本市から細島港までの所要時間も概ね2時間以内に短縮される。

 

表2-2-5 九州の主要都市から宮崎県3港への所要時間および距離(自動車)

039-1.gif

資料)「道路時刻表’98」より(株)三和総合研究所作成

注)現行と所要時間が変化しない場合については、整備後所要時間および距離は「-」とした。

なお、算定にあたっては、高規格走路における走行時速を80km/時、一般国道は40km/時を想定し、渋滞などの時間的なロスは考慮していない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION