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表4-2-2 船の速力を変化させた場合の所要時間の変化

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2]船の速力の変更に伴う運航スケジュールの検討

ケース1の長崎上海フェリーでは、所要時間が28〜29時間であり、午前中出発→翌日午後到着というダイヤであった。また、当時の運航スケジュールは週1便であったが、最短で4日で1往復のダイヤ編成が可能である。なお、物理的には3日で1往復の設定とすることも可能であるが、その場合はいずれかの港湾の出入港時刻が早朝もしくは深夜となる。

 

表4-2-3 ケース1の想定運航スケジュール

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注)時間は現地時間であり、中国は日本+1時間である。以下同じ。

 

ケース2の場合、所要時間は21.5〜22.5時間となり、停泊時間を含めても3日間で1往復のダイヤ編成が可能となる。このため、1隻で週2便の運航が可能である。ただし、この場合、両港の出入港時刻が異なる。

 

表4-2-4 ケース2の想定運航スケジュール

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ケース3のパターンAの場合、1日弱となることから、2日間で1往復が可能となり、1隻で週3便が運航可能となる。ただし、パターンBを想定すると2日で1往復は不可能となり、ケース2と同様に3日間で1往復となる。

 

 

 

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