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■事業の内容

(1) 実技研修会
 [1] 期間及び受講人員
   平成10年8月1日〜8月14日 A・Bコース 17名
   平成11年1月4日〜1月10日 A・Bコース 20名
   平成11年1月4日〜1月10日 整備コース   3名
 [2] 開催場所  板倉滑空場
 [3] 機  材  曳航機 1機
         滑空機 2機
         自動車 5台
 [4] 内  容  滑空:マンツーマンによる実技滑翔の安全教育実施
            吉田 正、秋山崇道、根本昭世の各講師による実技研修
         整備:鈴木直政、浅田晃司、吉田 功の各講師による実地教習
(2) 滑空機安全教育に関する講演会
 [1] 期  日  平成10年7月11日
 [2] 開催場所  三重県教育文化会館(津市)
 [3] 受講人員  49名
 [4] 内  容  グライダーパイロットのための複合材の知識       石川 隆司氏
         ロシアのグライダー事情、コーカサス山脈のソアリング  イケル、エレーナ・ヘインズ夫妻
         微少重力の世界、スペースシャトルのファイナルグライド 石川 秀和氏

■事業の成果

滑空機の性能が急速に発達するにつれ操縦者にも、それに対応する知識・技能が要求されている。

本事業の実施は、その再教育の機会として滑空に携わる有識者方に大きく期待されている。

 本研修会に参加した研修生は、ここで得た知識や技能をその属した団体に伝え、指導に当たり、安全教育の徹底を図っている。滑空人口の増加については、本事業の成果によるところの証明であると考えられる。

 本年度までの補助事業18年間の受講者数は、

  学科累計延  1,315名

  講演会累計    360名

  実技累計延    650名

にのぼった。

 参加者たちの、たゆみない努力は、日本の航空の底辺である滑空界の進展に大いに寄与するものである。





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