2) 翌年にわたってしなければならないことは何だろうか?
多くのグループには現場の管理や、プロジェクトを完了させるなど、長期的な責任があります。まず、これらのことを計画に書き込み、義務達成のために十分な人材や資材があるかどうかを確認しましょう。
3) 来年の今頃までにどうなっていたいだろうか?
目標をもつことは常にいいことです。グループ全体で考えを出し合いましょう。単にメインのプロジェクトを終わらせたいだけかもしれません。あるいは100人の会員から成るグループを目指しているのかもしれません。
4) 目標をさらによいものへ-現実に達成できる目標にする
目標づくりの過程では、考えついたアイデアの全てを捨て去らねばならないかもしれません。ものごとにはより現実に即したものがあるのです。達成できそうなものを選んでください。最も大切なことは、会員が望んでいるものを選ぶことです。
5) 優先順位をつける
選んだ目標を達成するには、1カ月単位の計画が必要になるでしょう。例えば、3月までにXを終わらせたければ、11月までにYを始めておかなければならないという具合にです。
6) 目標達成に必要なコストを計算し、グループ内で承認する
グループでやりたいことに皆が賛成していれば、実現するように一層手伝おうとするでしょう。
7) 資金と人を集め、行動を起こす
これは大変なことです。
8) 進度をチェックする
計画通りに進んでいなくても、落ち込んだり、その計画が存在していないような素振りをしないことです。グループの会員を集め、優先事項を見直し、メインの目標が今なお達成可能かどうかを見極めましょう。
<一般的運営>
コーディネーターが頻繁に変わったり、会員が自宅の住所等を公表したがらないグループは、私書箱の利用を検討してみましょう。しかし、グループの連絡は電話で行い、少なくとも日中に連絡が取れなければ夕方に電話連絡することくらいは、確認しておかなければなりません。
ニュースレターやプログラム配布の費用は、ボランティアに近所に手配りしてもらったり、掲示板や会合に集まった時を利用すれば、最低限に抑えられます。同じような活動団体と一緒に発送したり、郵便物の重さを60グラムまでにして、必要以上に切手代がかからないようにすれば、郵送料を削減できます。地区にある全ての学校と連絡を取りたい場合には、地域の教育委員会に頼めば無償で情報を伝達してくれるでしょう。
常に再生紙を使いましょう。使用済みの封筒を再利用して出費を抑え、資源を守りましょう。糊付きラベルは、BTCVエンタープライズ(訳者注:BTCVの子会社)で入手可能です。
コピー
ご存じのように、どんな組織であれ、最も重要な地位にある人はコピー機を自由に利用できます。グループの会員が、職場のコピー機を勝手に利用することはお勧めしませんが、安いコピー手段を見つけるととても便利です。理解ある上司がいれば、毎月無償で決まった枚数のコピーができるかどうか尋ねてみましょう。そのような援助は忘れずに年次報告に載せ、上司にもその年次報告を渡しましょう。地域やコミュニティーのセンターでも安くコピーできるでしょう。
サンサンプトン環境センターは、地域におけるそのような社会的プロジェクトを成長させているものの一つです。同センターは業務の一環として、BTCVの加盟グループに市価よりも安くコピーサービスを行っています。