また、中規模以下の企業をターゲットとするためには、より簡便な方法でシステム化する必要がある。現在、EWGで検討されているXML-EDIも視野に入れながら進めることとする。
4.5 ネットワーク・システム構成
● VAN
● インターネット
将来的にはインターネットに移行しようとしているユーザが多いが、既存システムの流用、実績、信頼性という面から考えると、まだVANの需要は大きいと思われる。また、インターネットに関してはセキュリティ面に不安な要素がある為、それをVPN(Virtual Private Network)技術等でクリアしたエクストラネットも検討する必要がある。
VAN、インターネット、エクストラネットで構築した場合のシステムイメージを図4.4-1〜3に示す。
VAN接続の場合、国内の各企業は自社の接続している国内VANプロバイダを通じて、海外の取引先へデータを転送する。この場合、国際間のデータの受け渡しは国際間データ交換を行っているVANプロバイダ(GEIS、AT&T等)を通じて行われる。既にVANを導入している企業にとっては比較的導入がしやすい仕組みである。
インターネットを用いる場合、各国の入り口にG/W(Gate Way)を設け、全ての国際間の情報はこのG/Wを通って送受信される。G/Wの内部の構成は各国に委ねられるが、情報の改竄、盗聴を防ぐ為にも、何らかの防御策を行わなければならない。比較的安価にシステムの構築ができる為、中小企業、新規導入ユーザにはメリットがある。