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■ 実習の知識

 

1 消火器の扱い方

 

消火器には、いろいろな種類があります。水と油が反発しあうように、消火器にも燃えているものの種類によって適するものと適さないものがあります。いざというときにあわてないよう、消火器の正しい知識と取り扱い方法を身につけておくことが大切です。

 

(1) 消火器の種類とつかい方

消火器は、火災の種類(A火災、B火災、C火災)に応じていろいろな消火器が作られています。

この中でも私たちの最も身近にある次に掲げる三つの消火器について、使い方を学び、消火訓練をしておきましょう。なお、

○ A火災とは 木や紙、布などが燃えている火災をいい、この場合には白色丸ラベルのはってある消火器を使います。

○ B火災とは 油類が燃えている火災をいい、この場合には黄色丸ラベルのはってある消火器を使います。

○ C火災とは 電気の機械や器具が燃えている火災をいい、この場合には青色丸ラベルのはってある消火器を使います。

 

 

 

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