3 大きな地震のときはどうするか
地震は、台風などとちがってなんの知らせもなくとつぜんおそってきます。地震のおそろしいのは、ものが倒れるということだけでなく、地震のあとに起こる火災の方がもっとおそろしいといわれています。
地震が大きいなと思ったら、次のことに注意しましょう。
ア 家庭にいるとき
○ まず、火のしまつをすること。
○ 家から外に出るときには、上から落下する屋根がわらや窓ガラスなどに注意し、頭にかぶるものがあればすばやくかぶること。
○ 机やベッドの下にかくれるか、大きな家具などに身をよせること。
○ 一般に2階は1階より安全なので、急にかけおりたり窓から飛びおりたりしないこと。
イ 学校にいるとき
○ 教室のストーブや理科室で実験中のアルコールランプなどの火はすぐ消すこと。
○ 教室にいるときは机の下にかくれること。
○ 教室からの避難は必ず先生の指示があってからすること。
○ 校庭や体育館にいるときは、中央部に集まること。