Symphony Talking Space
東京交響楽団の練習所にあるピアノは株式会社河合楽器製造所から提供されたグランドピアノEXです。ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、バリー・ダグラス、ミシェル・ベロフ、ラドゥ・ルプー、中村紘子、小山実稚恵、伸道郁代など、名だたるピアニストたちのリハーサルに使用され、その役目を果たしてきました。このたび10年を経過して、河合楽器のご厚意により、ピアノの中身を全部新品に交換する“オーバーホール”をしていただきました。
新しい音に生まれ変わったピアノもこれから数々のピアニストたちを迎え、東京交響楽団演奏会の陰の力となって活躍してくれることでしょう。
この場を借りて、株式会社河合楽器製造所様に厚くお礼申し上げます。
新コンサートマスター決定!
小森谷巧の退団(4月1日付)に伴い、4月1日より深山尚久がコンサートマスターに就任いたします。深山の入団により、来年度は磯恒男、大谷康子、そして深山尚久という充実したコンサートマスター陣でスタートとなります。どうぞご期待ください。
<深山尚久>(みやまなおひさ)
東京芸術大学卒業、同大学院修了。大学院在学中に東京フィルハーモニーのコンサートマスターに就任。以来新星日本交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを歴任。1984年ドイツのフライブルグ国立音楽院に文化庁海外芸術家派遣研修員として留学する。帰国後は三枝成彰のヴァイオリン協奏曲のソリスト、室内楽グループ「JYACMS」の定期演奏会や国際音楽祭などで活躍する。1998年サントリーホールにて4曲の協奏曲を一夜で演奏する「ヴァイオリン・コンチェルトの夕ベ」を、東京交響楽団と田中良和の指揮で開催。日本の音楽界を担うヴァイオリニストとして、幅広く活躍している。
東京交響楽団 飯森範親プロデュース
名曲の旅シリーズ1999「イタリアへの誘い」
名曲の旅シリーズ 第9回
1999年4月3日(土)午後6時開演 東京芸術劇場
N.IIMORI
S.SANO
指揮: 飯森範親
テノール: 佐野成宏
ヴァイオリン: 武藤順子
レスピーギ: 交響詩「ローマの噴水」
イタリアのカンツォーネとオペラアリア
カルディルロ: カタリカタリ
プッチーニ: 歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”、他
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調〜第2.3楽章
レスピーギ: バレエ組曲「シバの女王ベルキス」
名曲の旅シリーズ 第10回
1999年8月8日(土)午後2時開演 サントリーホール
R.WATANABE
指揮: 飯森範親
ピアノ: 江崎昌子
ヴァイオリン: 渡辺玲子
レスピーギ: 交響詩「ローマの松」
ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲
パガニーニ: カプリース第24番
パガニーニ: ロッシーニの「モーセ」の「汝の星をちりばめた玉座に」による幻想曲
パガニーニ: ロッシーニの「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲
レスピーギ: 交響詩「ローマの祭」
各公演とも S:\5,000 A:4,000 B:\3,000 C:\2,000 2公演、同時にお申込みの方は1,000円引きになります。(券種の組み合せは自由です。)
*連続券はTOKYO SYMPHONYチケットセンターでのみ取り扱いいたします。
THE TOKYO SYMPHONY チケットセンター TEL 03-3369-1661 FAX 03-3360-8249 E-mail tokyosymphony@musicinfo.com
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