受付で軍手とごみ袋を受け取り、二手に分かれてスタート、河川敷には小はペットボトルやトレー、弁当の容器から大は不法投棄されたバイクや廃タイヤ、自転車、冷蔵庫、テレビなどが散乱していた。
毎年参加している小禄高校マーチングバンド部(大城照一郎部長)は全部員72人がそろいのトレパン姿で参加、「毎日の練習前にも清掃しているが、予想以上に汚いのでショックを受けた」と大城部長らは話しながら、黙々とごみを拾った。
また、今回初めて参加した町田宗男さん(25)=地方公務員=は「見た目よりのひどさに驚いている。絶対にごみの投げ捨てはしない、と誓った」と、驚いた様子で語った。
野鳥観測会も2ヵ所で行われ、移動しながらの清掃作業の合間にスコープで野鳥を観測する親子が多く見られた。また、くじら広場では漫湖に生息する生き物や水質などのパネルも展示された。
3時間におよぶクリーンウォークでさわやかな汗を流した参加者に、豚汁とおにぎりが振る舞われ、すっかり見違えった河川敷に腰を下ろし、舌鼓を打った。
子どもたちの声
つかれたけど、川のそうじをして、川がきれいになったのでよかった。(中城小5年 伊波美沙都)
そうじはつかれたけど、いろいろな鳥やカニを見たのでとても勉強になった。(中城小5年 新垣唯)
国場川はゴミがいっぱいで、ゴミ拾いは大変だった。でも野鳥がいたのでまた来たいと思う。(金城小5年 長嶺幸輝)
つかれたけど、みんなと一緒にやったので楽しかった。野鳥観察をしたいのでまた来たい。(高良小5年 上原大地)