5、 国場川水あしび
「国場川水あしび」への参加の発端は、平成10年10月4日にさかのぼる。その日、私たちは下地邦輝さんから情報をもらって、豊見城村環境保全課主催の「豊見城村ワークショップ」に中城環境クラブの上江田さんと一緒に勉強のために参加した。そのとき観察した漫湖河口のゴミの量と水質の悪さにびっくり。1999年5月にはラムサール条約に登録が予定されているというのに、こんなことではいけないのではないかということになった。
さっそく、11月8日に中城環境クラブと那覇学環境クラブは、父兄・生徒約40名で、下地邦輝氏(ISME)と佐藤文保氏(生物学者)を講師にお願いして、第1回漫湖実態調査を行った。そのときに、那覇市環境保全課の辺野喜英之さん(主任主事)には、器具を借してもらったり、アドバイスをもらったりして大変お世話になった。そして両クラブの調査記録はパネルにして大切に保管していた。
その後、知己を得ていた辺野喜さんからの呼びかけで、私たちの活動を認めてもらい、「国場川水あしび」への参加となったのである。
その日の内容は次の通りである。
「国場川水あしび」
―快適な水環境を取り戻すために―
1998年11月28日(土)午前9時〜午後1時
集合場所:漫湖公園くじら広場
○ 国場川クリーンウォーク大会:午前9時〜12時
漫湖周辺を歩き所定のポイントで清掃・野鳥観察・クイズなどを行います。
○ 展示コーナー:午前9時〜午後1時
漫湖の生物・水質・ラムサール条約のことがわかる展示コーナーを開設します。
○ とん汁・おにぎり無料提供:正午〜午後1時