日本財団 図書館


平成10年度 社団法人 日本青少年育成協会

東海支部 事業活動 報告書

東海支部長 亀山 進一

 

≪こども地域環境プロジェクト≫

 

こどもたちの地域環境教育助成事業として、東海支部は平成8年から東海地域にひろがる木曽川水域の広大な堆積からなる濃尾平野の自然環境とその水域に発展する都市環境を題材にして、こどもたちがそれぞれの視線で各地域の環境を観察し、調査発表する体験プロジェクトを実施している。

このプロジェクトは、こどもたちが人間も動物も植物も一つの土壌で生存している地球環境に関心を高めて、人間と自然界の≪共生≫の必要性を認識するための体験学習プログラムである。

このプロジェクトは、各地域のこどもの教育に携わる私塾の東海支部会員の尊い奉仕と、愛知県・名古屋市の公的機関、行政、および報道機関の積極的な協力により実施できました。協力関係各位に深謝いたします。

今年度の≪こども地域環境プロジェクト≫は、木曽川水系の河口に発展する工業都市の貿易港としての名古屋港湾内の環境保全状況をこどもたちが船から湾内を観察する。そして、名古屋港に隣接する水族館の水棲動物の生活環境を見聞するとともに、飼育と種の保存の研究を専門研究員から説明を受けた後、それぞれの感動と体験をグループごとに環境ポスターにまとめて発表する課外学習である。

愛知教育大学の大学院の環境学研究室生のサポーターの指導で、こどもたちがグループごとに環境テーマを決め、それぞれの役割でポスターを製作してグループごとに自分たちの意見を参加者に発表できました。この環境学習はグループ全員が参加できる新しい授業形態として注目したい。

これらの環境学習がそれぞれの地域の環境保全活動に積極的に展開させ、青少年の心に自然との共生の思いを芽生えさせることができる教育の一助となることを祈念するものだ。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION