第4章　官職分類

　

ミャンマーの公務員は、｢官報に掲載される公務員｣(gazetted officers)と｢官報に掲載されない公務員｣(non-gazetted ranks)に区分される。先に述べたとおり、本稿では便宜的に、前者を｢官報掲載公務員｣、後者を｢普通公務員｣と呼称する。

公務員に適用される給与表には12の区分があり、そのうち上位6区分が官報掲載公務員に適用される、また、オフィサー等級(Classes)が3段階ある。即ち、｢ジュニア･グレード｣(Junior Grade Officers)、｢選抜グレード｣(Selection Grade Officers)、｢部局長｣(Organization Heads)である。賃金スケールとオフィサー等級、および役職との関係は、概ね下表の通りである。

表4　賃金スケール、オフィサー等級、および役職の関係

(注)　*｢官報掲載公務員｣の場合に○を記した。賃金スケール7以上に相当。等級や役職の呼称は、部局によって異なる場合がある。

(出所)　中央公務員大学におけるヒヤリング(1998年6月29日)。

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