それでは、この昇進の遅れているグループについて、現在どのような役職に付いているかを見てみると、「課長代理級以下」のポストとする企業が83.3%とほとんどであり、僅かに「部次長級」が0.8%、「課長級」が15.9%となっていた。企業規模別には、規模が大きいほど「課長代理級以下」のポストとする企業の割合が高く、「5千人以上」の企業では93.2%(同86%)となっており、僅かに「課長級」ポストが6.8%で、「部次長級以上」は出ていない。また、産業別に見ると「製造業」が一番厳しく「課長代理級以下」が87.6%となっていた。