パネル7.8.9説明
パネル7の説明
●都市からの排水は、大きな汚染源です。地域によって大きく異なりますが、例えば、霞ケ浦に流入する窒素の40%は、家庭からの排水が起源となっています。人口が集中した地域では、この割合は高くなり、工場の発展した都市では、工場の割合が高くなるでしょう。
都市から排水処理は、下水道を整備して、処理場で浄化する方法が取られています。普通、2次処理で、懸濁物と有機物を除去して放流しますが、汚染の進んだ地域では、高度処理(3次処理)を行い、窒素やリンを除去して、富栄養化対策を行っています。
この外では、自然の浄化作用を利用した方法も、色々と実施されています。
パネル8の説明
●家庭からの排水の主な発生源は、炊事(台所)、洗濯、入浴(風呂)、トイレ(し尿)です。これらを生活排水と呼び、生活排水からし尿を除いたものを生活雑排水と呼んでいます。この生活雑排水に含まれている汚染物質は、主として有機物・窒素とリンで、し尿と比べて意外と多いのです。
下水道が整備されていない場合には、浄化槽を設置しますが、浄化槽には、単独式と合併式があります。単独浄化槽は、トイレの排水のみを処理し、生活雑排水は未処理のまま、たれ流しとなります。合併浄化槽は、生活排水全部を処理するので、優れています。下水道がない場合には、合併式を設置しましょう。
パネル9の説明
●家庭からの燃えないゴミ、ゴミ焼却場の残灰、産業廃棄物、建築廃棄物などは、海や山間部に埋め立てて処理されています。現在、これらの処分場の候補地が少なくなって問題となっています。
また、処分場や工場の貯蔵タンク等の設備が適切でないと、汚染物質や化学物質が、地下水などに流出する場合があります。