
貿易では、石油と同製品が例年全輸出の約80%以上を占め、97年は価格下落が影響したが、数量の増加で補い、また、非石油産品も伸びたため、輸出全体では増加となった。
輸入は経済の回復と通貨の実質レートが強まったことにより30%の激増となったが、貿易黒字は依然として高水準を維持している。
貿易相手国では、米国が輸出(53.9%)、輸入(43.8%)とも首位を占め、これにコロンビアが次いでいるが、近年は特に輸入でブラジル、メキシコも上位に進出してきており、ベネズエラの中南米傾斜の姿勢がみられる。
対日貿易では、恒常的な赤字貿易であり、アルミニウム塊などを輸出し、乗用車などを主に輸入している。
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